USB ポータブル・スペクトラムアナライザ(40GHz)
HAROGIC
HAROGIC社製のポータブル・スペクトラムアナライザはコンパクトな筐体に驚異的な性能を凝縮しています。重量わずか185g(携帯電話と同程度)、サイズ125mm×60mm×17mmと、フィールド使用や組込みアプリケーションに最適です。高い互換性を備えたAPIインターフェースにより効率的な二次開発が可能で、スペクトラム可視化、デジタルIQストリーム、リアルタイムスペクトラム解析などの出力を提供します。
SAN-400 Series
KEY FACTS
Frequency Range: 9 kHz to 40 GHz
Linux and Windows Operating Systems Are Supported
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主な動作モードの概要
標準スペクトラム解析モード
このモードは、フルスパンスペクトラムスイープ、チャネルパワー、OBW、ACPR、IM3、SEMを含む幅広い測定機能を提供します。スペクトラムの記録と再生もサポートします。信号追跡、ピークテーブル、振幅補正などの補助ツールと組み合わせることで、包括的なスペクトラムチェックのためのワンストッププラットフォームを実現します。
IQストリーミングモード
このモードは最大100MHzの分析帯域幅をサポートし、複数のトリガ方式によるIQデータ取得を可能にします。
IQ時間領域波形表示、スペクトラムおよびスペクトログラム表示、AM/FM復調、デジタルダウンコンバージョン(DDC)を提供します。
電力検出解析モード
このモードでは、解析帯域内の時間領域信号の検出と解析が可能となり、帯域内の電力と時間の関係に焦点を当てたアプリケーションに適しています。
リアルタイムスペクトラム解析モード
本モードは高速FPGAベースのFFTエンジンを搭載し、厳密なギャップレスかつオーバーラップフリーのFFTを実現。全帯域にわたる真のリアルタイム監視を可能とします。
デジタル復調モード(オプション)
このモードは、2ASK、2FSK、4FSK、GMSK、BPSK、QPSK、8PSK、16QAM、64QAM、128QAM、256QAM信号をサポートします。
高調波分析モード
このモードでは、最大10次までの高調波成分の検出と測定をサポートします。これには、高調波ピーク、高調波チャネル電力、全高調波歪み(THD)が含まれます。
位相ノイズ測定モード
このモードは、搬送波位相安定性を評価するため、1 Hzから10 MHzまでのオフセット範囲をサポートします。内蔵の自動搬送波検索機能により、ソフトウェアは手動調整なしで対象搬送波を迅速に特定できます。
